2020-2-3
【ビデオ】体軸をとらえて"ヒップアップ"する方法!
美容テクニック
利光 正
整骨院開院29年目、
美容整体歴13年、
【3時間睡眠(時には90分)】
の超ショートスリーパー、
利光整骨院・ボディバランス大分
代表の利光正です。
前回までは、猫背や巻き肩から、
「スマホ首」を矯正する手技
をお伝えさせていただきました。
そもそも
なぜこのような体型崩れが
起こるのか?
そして、
体型崩れを起こすとどうなるか
少しお伝えしますと…
・パソコン作業など、
同じ姿勢で同じ動作を行うことで
浅い呼吸になる
↓
・浅い呼吸の繰り返しにより
胸式呼吸が習慣化する
↓
・横隔膜の上下運動が低下するため
胸郭が扁平化、
脊椎の生理的湾曲が崩れる
↓
・不良姿勢により、横隔膜に加え
連動する大腰筋が弱化、
腰椎も前弯を消失
↓
・消化不良、腹圧低下による便秘、
ストレートネックによる
肩こりが起こる
↓
・呼吸筋郡の低下により
呼吸数が増え、
交感神経優位になる
↓
・自律神経が乱れることで、
様々な不定愁訴の元となる
という流れになります。
そこで今回は、
体型崩れや様々な不定愁訴の原因である
浅い呼吸を改善する手技を
お伝えします。
【指標について】
まず指標を取っていきます。
横隔膜の収縮による
胸郭の拡張性を比較するため、
剣状突起のレベルに
メジャーを巻き、
その最大吸気時のサイズと
最大呼気時のサイズの差を
指標とします。
・5cm以上は良好
・3~5cmはまずまず
(5cm以上を目指す)
・3cm未満は呼吸が浅い
と評価します。
ここで評価したら、
次は施術に移っていきます。
【施術の流れ】
1、患者さんに仰臥位になってもらう
2、術者は患者さんの
股・膝関節を屈曲、
骨盤を後傾させ、
重力により腹腔内臓器が
頭方へ移動しやすくする
3、患者さんが最大吸気時に、
術者は両手で患者さんの
肋骨弓下端部を頭方へ押し上げる
4、最大呼気時に、
術者は患者さんの肋骨下部を
前下方に誘導する
5、この際、患者さんに呼気と共に
両手を天井方向へ伸ばしてもらい、
上肢帯を連動させる
6、1~5の動作を3~5回繰り返す
7、施術前の指標が
改善されていれば良しとする
指標の変化を実感してもらう他にも
患者さんに呼吸のしやすさを
術前と比較してもらい、
呼吸が深くなるメリットも
実感してもらってみると
良いと思います。
簡単に再現ができる手技ですので、
よかったら試してみてください。
それではまた~(^^)/
利光 正
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