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 美容テクニック

 利光 正

【手技ビデオ】体型崩れを根本改善!呼吸調整アプローチ

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ゴットハンド通信読者の先生方、
こんにちは!

 

整骨院開院29年目、
美容整体歴13年、

【3時間睡眠(時には90分)】
の超ショートスリーパー、

利光整骨院・ボディバランス大分
代表の利光正です。

 

前回までは、猫背や巻き肩から、
「スマホ首」を矯正する手技
をお伝えさせていただきました。

 

そもそも
なぜこのような体型崩れが
起こるのか?

 

そして、
体型崩れを起こすとどうなるか
少しお伝えしますと…

 

・パソコン作業など、
 同じ姿勢で同じ動作を行うことで
 浅い呼吸になる
  ↓
・浅い呼吸の繰り返しにより
 胸式呼吸が習慣化する
  ↓
・横隔膜の上下運動が低下するため
 胸郭が扁平化、
 脊椎の生理的湾曲が崩れる
  ↓
・不良姿勢により、横隔膜に加え
 連動する大腰筋が弱化、
 腰椎も前弯を消失
  ↓
・消化不良、腹圧低下による便秘、
 ストレートネックによる
 肩こりが起こる
  ↓
・呼吸筋郡の低下により
 呼吸数が増え、
 交感神経優位になる
  ↓
・自律神経が乱れることで、
 様々な不定愁訴の元となる

という流れになります。

 

そこで今回は、
体型崩れや様々な不定愁訴の原因である
浅い呼吸を改善する手技を
お伝えします。

 

【指標について】

まず指標を取っていきます。

 

横隔膜の収縮による
胸郭の拡張性を比較するため、

剣状突起のレベルに
メジャーを巻き、

その最大吸気時のサイズと
最大呼気時のサイズの差を
指標とします。

 

・5cm以上は良好

・3~5cmはまずまず
 (5cm以上を目指す)

・3cm未満は呼吸が浅い

と評価します。

ここで評価したら、
次は施術に移っていきます。

 

【施術の流れ】

1、患者さんに仰臥位になってもらう

2、術者は患者さんの
  股・膝関節を屈曲、
  骨盤を後傾させ、

  重力により腹腔内臓器が
  頭方へ移動しやすくする

3、患者さんが最大吸気時に、
  術者は両手で患者さんの
  肋骨弓下端部を頭方へ押し上げる

4、最大呼気時に、
  術者は患者さんの肋骨下部を
  前下方に誘導する

5、この際、患者さんに呼気と共に
  両手を天井方向へ伸ばしてもらい、
  上肢帯を連動させる

6、1~5の動作を3~5回繰り返す

7、施術前の指標が
  改善されていれば良しとする

 

指標の変化を実感してもらう他にも
患者さんに呼吸のしやすさを
術前と比較してもらい、

呼吸が深くなるメリットも
実感してもらってみると
良いと思います。

 

簡単に再現ができる手技ですので、
よかったら試してみてください。

 

それではまた~(^^)/

 

利光 正

 

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