利光 正
こんにちは。
美容整体歴12年、
利光整骨院・ボディバランス大分
代表の利光 正です。
今回は
美容整体の成功の秘訣がコレ!
レイバースケジューリング法
というテーマで御伝えさせていただきます。
前回、女性スタッフの活用について
話しをさせて頂きましたが、
これは
「レイバースケジューリング」
という考え方に基づいています。
今日はそのレイバースケージューリング
の効果的な使い方についてお伝えさせて頂きます。
具体的には院経営に関して
全てを院長先生が行うのではなくて、
「スタッフにできることは分担させながら
院長にしかできない事に集中する」
と言うことになります。
当院は整骨院では珍しい
「完全予約制」を導入して
自費と保険併用の方を、
1時間に約6人のペースで
1日50名以上の方を
私1人で施術しています。
地域密着型ではありますが、
かなり遠方から来てくださる方も多いです。
私は経営者でありますが
現役治療家として、
治す事にこだわっていきたいタイプです。
ですから治療目的の患者さんは
可能な限り私が責任をもって施術しています。
逆に、
緊急性の少ない美容目的の患者さんは、
女性スタッフに対応してもらう
ことで経営的にもメリットは大きいのです。
正し、ここで注意が必要です。
今から10年以上前になりますが
「元祖・骨盤ダイエット」の火付け役
として美容メニューを導入しました。
その当時に多くの痩身成功者を輩出しました。
当時、ブームに乗って同業他社も
骨盤ダイエットを展開したものの、
途中で挫折した院が多いのは、
結果を出すスキル不足に加えて、
スタッフ指導と役割分担が
うまくいかなかったのではと考えます。
また、もう一つ言うと
治療技術に自信のある
男性治療家にありがちな、
「傾聴や共感などのコミュニ
ケーションスキルの乏しさ」
が原因で女性顧客の継続率が
上がらないことが多々あるようです。
美容施術に関しては、
顧客の望むべく結果を出すことはもちろん、
やはり女性が相手なので
通うことが「楽しい」という気持ちに
なっていただけないと支持されない
点はあります。
しかしながら、
私も正直口下手なので、
治療に関係のない話は致しません。
臨床では短時間でかなり深い
所まで診ていく為、
世間話をしている暇はないです。
そこで美容メニューは
女性スタッフに任せているのですが
全てを女性スッタフに丸投げ
している訳ではありません。
実際に
「何をやっても痩せなかった」
患者様などは、体質的に冷えや便秘、
生理痛等の婦人科疾患があったり、
精神的ストレスから、自律神経の
バランスを崩したりと、
健康的に痩せる為の条件を
満たしてない方も多いです。
さらに、体の元々備わっている
「システム」の不具合、
例えば、
・血液循環システム(動脈、静脈、リンパとの連携)
・自律神経システム(交感神経、副交感神経の連帯)
・重心バランスの異常(立位、座位、臥位)
・内臓の位置異常と機能低下
・細菌感染や生活環境の影響
・関連部位の施術と根本原因の追究
などの問題もあります。
こうした症状は院長にしかできない施術となります。
患者様の症状に応じて
対応する必要があります。
その結果、施術効果は
確実に高まりますので
患者様の根治治療が出来ることで
体調も良くなります。
そこで信頼関係を構築して
更に美容施術を続けるための
モチベーションもグ~ン!
とアップするわけです。
その結果
痩身効果も高まります。
美容コースの良いところは、
治療目的の場合と違って、
最初に通う意味や、得られる結果を
をしっかりと理解させておけば、
ある程度長期的スパンで
関われる点です。
そこに絡めて、根治治療が必要な
場合も出てきますから、
当院では定期的に
「院長の診察日」を設けて、
経験豊富な院長にしかできない施術や
アドバイス等を組み込むようにしています。
このように、
女性スタッフだけでは対応できない
問題点をクリアしながら
確実に成果を実感して頂き、
エステ等ではマネのできない
「サポート体制の充実度」をアピール
することが重要です。
何事も一時的にうまくいくのは簡単です。
しかし継続して成功し続ける
ことは難しいものです。
美容メニューを立ち上げたものの
うまくいっていない院や、
これから導入を考えている先生は、
この「レイバースケジューリング」で
院長独自の施術と、スタッフ施術の連携を
取りながら行うとよいのではと考えます。
何かの参考にして頂ければ幸いです。
今回もどちらかと言うと、
「経営戦略寄りの話」
になってしまいましたが、
美容メニューをしっかりと
定着させるには必須の思考です。
エステとの差別化にもなります。
治療バリバリの先生でも
奥様が美容をやられている先生等
比較的多いと思います。
是非参考にしてて頂ければ幸いです。
今回も最後までお読み頂き
誠にありがとうございました。
それではまた~(^_-)-☆
利光 正
Writer
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