落合 一晃
こんにちは、
スポーツトレーニングPLUSの
落合一晃です。
今月は膝の痛みを改善し予防する
膝の痛みをアッ!という間に
解消する運動療法
をオンライン映像指導で
御紹介致します。
ちょっとした膝の痛みに万能に
効きますので
患者様からも感謝して頂けること間違い
なしです。
では、前置きはこれくらいにして、
本題に入ります。
このエクササイズは、大腿部(ふともも)
の動きが硬くて、膝の動きを制限している
患者様にとても有効です。
この写真を見ても分かるように、
指導法のポイントは
^^^^^^^^^^^^^^
膝がつま先より少し前に
ある状態で動かすことです。
^^^^^^^^^^^^^^^^
えっ! スクワットって膝が
つま先より前に出たらダメなのでは・・・
と思われた先生もおられるかも
しれません。
はい。それは正しいスクワットして
正解です。
しかし、膝に負担がかかって
痛みが出ている場合、
大腿部の動きと、大腿腱炎部分が
ポイントとなります。
つまり、その箇所の筋肉と
可動性を強化するのに
つま先より膝が少し前にある
状態で動くことがとても重要なのです。
患者様にこの運動を少しやって
いただくと、膝周囲が緩んで
動きやすくなってきます。
是非施術中にも試して
みてください。
すると・・・あら不思議!
患者様が施術台から一歩前に
脚を踏み出すと
「あれ!痛みが軽減してる?」
といった状態に持っていく
ことができるでしょう。
もし患者様から施術後に
「まだ膝の痛みが残っている
ような感じがする・・・」
と言われたら是非この
運動療法をお試しください。
そうしますと、
「あれ!先生、膝が楽になって
安定してきました!」
と喜んでいただけると思います。
それだけじゃありません。
自宅でもやっていただければ
日常生活での膝の痛みへの
安心感まで提供できます。
まさに、一石二鳥、
いや三鳥の効果が出る
と思います。
この運動療法の注意点は
膝の痛みが強い方や、膝関節を曲げた時に強い
痛みがある患者さんは、痛みが出る手前で
動きを止めて痛みのない範囲で行ってください。
この運動療法で期待できる効果は
1.膝に近い部位の筋肉を動かすことで、
大腿部の筋肉の伸縮がよくなる。
2.膝関節の安定性が高まる。
3.歩行、階段昇降の体重移動、特
に降りるときに痛みを軽減できる。
以上です。
膝周囲の筋肉を使った運動療法は
あまり紹介がありません。
こうした運動療法も治療に取り入れて
患者様からの信望を厚くされてくださいね。
患者様のニーズを把握して
きちんと指導できる先生は信頼されます。
ぜひ、お試しください。
落合一晃
Writer
落合一晃 落合一晃の記事一覧
昭和45年生 島根県松江市 高校卒業後、愛知県に進学後、22歳に縁あって民間スポーツクラブ アルバイトから未経験からスタート、平成14年健康運動指導士習得その後、33歳の時、 地元へUターン 松江旧市内の公共施設へ転職。 小さな市街地から離れた施設の運動指導にて、スポーツクラブと違い、慢性的な疾病を抱えた 高齢者が多く運動指導の限界を感じ、メディカルの必要性を感じ、39歳の時起業。 新たなメディカル・整体も取り入れ、トレーナーという新たな社会的な地位確立めざし現在に至る。 最近は、心理学、孫子の兵法、経営学も取り入れ講演活動、出張指導と幅を広げている。
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