2017-11-22
【手技ビデオ】60秒で下肢の歪みをスッと解消!簡単…
セルフケア指導
宮本 啓稔
皆さん、こんにちは!
ゴッドハンド通信の
宮本啓稔です。
今回は
前回お答えできなかった
「睡眠・短眠法」
についての読者の皆さんからの
ご質問について、
ネイチャースリープ代表
堀大輔先生に直接
お答え頂いちゃいましたので
お伝えさせて頂きますね。
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■ご質問
しっかり睡眠時間を取っていても
寝起きの悪い日が多いのはなぜ?
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私は普段
24時~朝8時ぐらいで
睡眠を取っていますが、
しっかり睡眠時間を
取っていても
すごく寝起きの悪い日が多く
しんどいです。
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■堀先生のお答え
=================
ご質問ありがとうございます。
睡眠時間と寝起きの良さは
関係があるようでないようで…
というところです。
少し説明していきます。
寝起きの良さは
2つの要素から
成り立っています。
1.睡眠物質の除去
2.起床時の睡眠の段階
この時、
睡眠時間が長いと
有利になるのは…
両方です。
つまり
睡眠時間が長いことで、
睡眠物質の除去と
起床時の睡眠の段階を
起床に有利な方で
調整ができるようになります。
このようにお伝えしますと
長時間睡眠の方が
良いのではないか?
と思われるかもしれません。
しかし
1.の睡眠物質の除去の効率、
睡眠時間が長いことが
常識の世の中のため、
本来は3時間で
活動できるにも関わらず
7時間睡眠でFIXされています。
野生世界では、
ある程度の睡眠時間の固定化
はあったとしても、
夏と冬の時間の差などあるため
年間を通して睡眠時間を
統一することはできません。
そういった流動性が、
睡眠時間を固定化しなくて
済む能力となっています。
つまり、
日によって3時間睡眠だろうと
9時間睡眠だろうと
問題がないということです。
鍛錬…
というわけではありませんが
睡眠物質の除去の効率は
上げることが可能ですので
もし今の睡眠時間で
しんどいということであれば、
1日に2回ほど
宮本先生の提案されている、
両手を上げて
腰から揺らす体操
(正式名称を忘れました…)
を実践してからお眠り下さい。
想像以上に寝起きが
良くなると思います。
2.の起床時の
睡眠段階についてですね。
例えば、
長時間睡眠は、
野球のストライクゾーンが
大きいようなものです。
起床する時に
起床しやすいタイミングというのは、
いわゆるレム睡眠という段階ですが、
このレム睡眠は、
睡眠時間が長いほど、
どんどん割合が増えていきます。
すなわち
“起きる時にレム睡眠に
当たる確率が高くなる”
ということです。
90分サイクルで
起きることがいいという話は
ここから発生しています。
しかし
野生動物が
90分サイクルでしか
起きることができない…
ということはありえません。
人も含めて、
狙った起床時間に
起きやすい状態を作ることが
できるようになっています。
しかし
二度寝という気持ちのいい
白砂糖のような睡眠と、
スヌーズ機能といった
便利な道具を
使うことによって
野生世界ではありえないほど
起床するホルモンが低下しています。
江戸時代の人などは、
夜中に起きたければ、
自分で勝手に起きることが
できていたようです。
つまり
二度寝やスヌーズ機能を
しないことによって
寝起きは徐々に良くなります。
長文となり
申し訳ありません。
少しでもヒントになりましたら
幸いに存じます。
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■宮本先生のコメント
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ふーむ、ふむ。
なるほど
質問者様は、つまり
「長時間
しっかり寝ているのに
なぜ眠気が取れなくてダルいの?
おかしくない?」
「まだ睡眠時間足りてないの?
(こんなに寝てて。)」
みたいな事を
お考えなのでしょーな。
ぶっちゃけですね…。
「たくさん寝れば寝るほど、
眠気が取れて
スッキリ起きられるー。」
という考えを
早く捨てて下さい。
自然界の動物はねー。
何で寝るのか?
っつったら
「ヒマだから寝る!」んです。
人間でもそうでしょ?
つまんない仕事してて
暇そうな人って
眠そうにしてるでしょー。
(ちょっとシツレイですが、
そーなんです。)
実際、
野生の馬は睡眠時間が
1時間ほどなのに、
飼育されている馬は
4時間くらい寝るんだそうです。
(それだって30分おきに、
小刻みに寝たりしています。)
つまり
“本当はこんなに寝る必要はない”
んですよ、人間も。
起きた時の”スッキリ感”に
「睡眠している時間」は関係ない。
ならどーやったら
スッキリ起きられるのか?
答えは
“睡眠力”を上げる事です。
本能が鈍った体に
カツを入れて、
起床ホルモンが
ドバドバ出る体に
してあげる事です。
そのために、まず行う事は
堀先生がおっしゃった
“決まり”を守る事!
夜中の2時だろうが
何だろうが
目が覚めたら
そのまま”起きる”。
「起きたら、起きる。」
(二度寝をしないだけでも、
最初は大変な事なんスから…。)
是非、やってみて下さい。
※「1日に2回ほど
宮本先生の提案されている、
両手を上げて腰から揺らす
体操をされると良い。」
と堀先生のお答えに
ございましたが…。
ああ!
「腕振り体操」ですねー。
(昔、雑誌「壮快」に
紹介されたヤツ。)
あれってねー。
自己体操のみでなく
“自動操法”(治療の奥義その4)
→カラダが勝手に動き出して
自動的に治療する奥義ね!
と組み合わせて
施術にも使えるんですよ、実は。
(M〇整体のM井真一郎先生に、
以前治療合宿で
教えて頂いた”魔技”に
ヒントを頂きました!)
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■ご質問
老人になると
睡眠時間が短くなるのは
ホルモンのせい?
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老人になってくると
ものすごく早寝早起きに
なっていく人が
多いと思いますが、
これは成長ホルモンだとか
何か関係している事
なんでしょうか?
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■堀先生のお答え
=================
ご質問ありがとうございます。
こちらは様々な要因が
確かに存在しますが
大きな理由としては
睡眠が上手くなっていることが
大きな要因となります。
また、
睡眠自体に回復などの効果がなく、
睡眠時は心拍数が落ちる
といったこともあり、
お歳を重ねられた方に
デメリットとリスクが
非常に大きくなります。
よって
お歳を重ねられた方の睡眠は
長時間継続することなく、
たまに目を覚ますことによって
身体の状態を調整するように
なっていると考えられます。
また、
基本的に代謝が落ちているため
睡魔を誘発する睡眠物質の蓄積などが
落ちるということも
1つの理由と考えられます。
短時間の睡眠で十分なのに
眠らないといけないという
強迫観念のもと、
長時間眠ろうとしているのが
現代における睡眠問題なの
かもしれません。
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■宮本先生のコメント
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「歳を取る」ってコトは
それだけたくさんの
回数の睡眠経験がある
という事ですよね。
だから”寝る”ということに
熟達していると。
上手になっているので
短時間で済む。
(これは料理でも治療でも、
大工仕事でも手術でも
何でも言えることですねー。)
あとは睡眠行為自体が
体温は下がるし
免疫力も低下するし
代謝も落ちて、
ある意味”マイナス”な状態
になるので、
体の方が「ヤベェ!!」
って感じて
あまり寝かせてくれない
ようになるという事ですね。
以前は
高齢になると
自律神経の調整が
うまくいかなくなって
“深い眠り”ができなくなるので
「年寄りは朝が早い!」
になるかと思っていたのですが
全然違うんですね~。
オモシローイ!!
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■ご質問
朝、どうしたら
スッキリ起きられますか?
=================
恥ずかしながら、
私は朝がいつも
すっきり起きれなくて
寝坊して約束に遅れてしまったり、
日中、眠くて
立ったまま寝てしまうことも
多々あります。
デスクワークや読書は
すぐ眠くなってしまいます。
朝スッキリ起きたいです。
どうしたら良いでしょうか?
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■堀先生のお答え
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ご質問ありがとうございます。
起床がうまくいかないことで、
評価が落ちてしまったり、
自分では不本意な事態になることは、
辛いですよね…。
できる限り解決できるよう
一生懸命回答いたします。
起きることが
スッキリするために
一番の効果があるのは、
二度寝、スヌーズ機能を
しないことです。
これがダントツで
1番の方法です。
二度寝をする、
スヌーズを使うことで、
本来備わっている
起床するための本能が
損なわれてしまいます。
私は明後日(8月7日現在)に
1歳になる息子がいますが、
睡眠時間は3時間ほどですが、
起床の良さは凄まじいです。
パチっ!!
と目を覚ました後、
「ヴェーー!」と叫びながら、
バタバタバタバタ!と
私の足元に擦り寄ってきます。
可愛いです。
すいません、
自慢となって
しまいましたが…(笑)
お伝えしたいのは
目を覚ました瞬間に
このように活動することで
目が覚めるということです。
目覚めが良いから
動けるのでは…?
と思われるかもしれません。
しかし
翼(息子)は隣で
母親が寝ているときは
そのまま甘えて
コテンっと眠ることがあります。
すなわち
起床時に動くか止まるかの
取捨選択をしています。
そして
二度寝をした後は
相当辛そうに起きます。
これは二度寝をした後に
起床するためのホルモンが
出ないためです。
動物世界で考えると
起きれないということは
非常に危ないので、
睡眠から起床するという流れは、
本来スムーズに
移行できるはずです。
現在の世の中は、
ある意味安全すぎて、
起床がどんどん
下手になっていると
考えられます。
お歳を重ねられている方々は
目覚まし時計という文化がない
生活をしていたため、
若い人からすると、
信じられないほど
寝起きが良いと思います。
お伝えしたいのは、
上手く起きれている人の
朝の生活習慣を
そのまま取り入れることで、
非常に自分自身も
起きやすい形に変えられる
ということです。
オススメは自衛隊員や
消防隊員の動きですね(笑)
極論ですが
凄まじい寝起きの良さです。
人間の質が違う
ということではなく
朝の行動や習慣が違う
ということです。
はじめは
恒常性維持機能の都合上
辛いと感じることも
あるかもしれませんが、
今後一生を共にする睡眠です。
睡眠を取ることで
翌朝どうなるのか…
という恐怖が続くことは
非常に辛いことだと思います。
睡眠を本当の意味で
気持ちよく取るためにも、
起床を良くするためにも、
まずは二度寝やスヌーズをしない
という選択を
確実に取っていくことを
オススメします。
以上、
分かりづらい点など
ございましたら、
また直接ご連絡
頂ければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
=================
■宮本先生のコメント
=================
堀先生には
男の子のお子さんが
いらっしゃるのですよねー。
(翼くんだったかな?)
先生は
「天才児教育事業」なども
なされているので、
一体将来”どんな子に育つのか?”
個人的にヒジョーに
楽しみですねぃ。
まー、それはおいておいて。
「スッキリ起きたい!」
これは
人類共通の夢ですよね。
朝、起きた状態が
スッキリしているのなら
別にどんなに
睡眠時間が少なくても
誰も文句言わないでしょうから。
私はこの講座を受けて
1番感銘を受けたのは
「”睡眠力”をアップさせる!」
という言葉です。
“睡眠力”が現代人は、
みんな弱いんですよ~。
(だから起き掛けに
ウダウダしちゃったり
いたずらに長い時間睡眠を取って
貴重な人生の時間を
無駄にしている…。)
で、どうやったら睡眠力を
上げることができるのか?
まずは堀先生の
おっしゃった通りに
上記の2つの行動を
取るようにしてみてくださいませ。
【あとがき】
どーでしたか?皆さん。
今回の
「短時間睡眠について
お答えします!(パート2)」は。
睡眠時間を短くしていって
ほぼ全員と言っていいほど困るのが
1.
日中の倦怠感と睡魔
2.
眼精疲労
ですよね~。
「1」は、
まあ堀先生のご著書を
読んで頂くか
講座を受けて対処して頂くとして、
「2」は
私個人的には
“あるグッズ”を使う事によって
→また”グッズ”かいー。
「おお~。」ってな感じで
改善できた経験があります。
(3個あります。)
1つ目は、
まあ治療家なら
ある程度思いつくかもしれませんが、
2つ目、3つ目はまず”意外すぎて”
私も思いつきませんでした。
(本当に効果あるよ。)
んで。
例によって
「メルマガへのご意見・ご感想」
を頂いた方に
お教えしたいと思いますー。
(こういうのあった方が、
面白くないですか?)
では、皆さん。
たくさん、お便りくださいね!
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すべての人たちに
最高の幸せが訪れますように!
グッドラック。
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宮本啓稔
追伸
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そう思われた先生に朗報です。
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Writer
宮本啓稔 宮本啓稔の記事一覧
治療家歴17年。
新宿西口治療院の院長
平成11年 日本鍼灸理療専門学校を卒業
国家資格(針灸・マッサージ師)取得
渋谷整体センター勤務
平成12年 西新宿治療室勤務
平成15年 新宿西口治療院開業
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