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 広江 洋一

高リスクの患者さんが来院、先生ならどうする?

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From:広江洋一

おはようございます!

SKテクニックを通して、
皆が幸せになれることを追求したい、
広江洋一です。

本日もお付き合いの程、
よろしくお願い致します。

さて今日も、
治療の話をしたいと思います。

本日は、SKテクニックとともに、
私の治療での骨幹をなす、
『モルフォセラピー』の
話をしたいと思います。

医学には、
盲点と固定概念がたくさんあり、

また数字の妙にて、
いかにも適切なデータの様に、
アピールされていることが多々あります。

人間の体に関して、
分かっていると断言できる量のほうが、
圧倒的に少ないと感じますし、

論文や研究者の
書籍でもよくある表現で、

「~と推論される。」
「~と考えられる。」

こういった表現は、
断定や決定では無く考察です。

先日、私が読んだ睡眠に関係する本も、
まさに考察のオンパレードで、
断定や決定された表現はほとんどなかったです。

その中で、
唯一信用出来るのは、実証です。

モルフォセラピーは、
現代医学における
形態学・発生学を基礎として、
開発されたものです。

もちろん施術方法でもありますが、
一番のポイントは、
実証主義に基づく施術法である事です。

実証とは、

1 確実な証拠。確証。
2 確かな証拠をもって証明すること。
  事実によって明らかにすること。

と、いう意味です。

その為に、私や同門の仲間うちでは、
情報が常にアップデートされて、

様々な議論と研究を重ねていく中で、
日々進化しているのが、
モルフォセラピーです。

ちなみに私がセミナーの際に、
よく話すことが有ります。

それは、

「注射を打つのが下手でも、
 注射器の中に入れる
 薬液を間違わなければ、

 患者さんに注射を打つ際に、
 少し苦痛を与えてしまいますが、
 効果はちゃんと出ますし、
 患者さんに不利益を与えません。

 しかし、注射を打つ技術が高くても、
 中に入れている薬液が間違っていたら
 大変なことになります。」

私たち治療家も同じことが言えます。

技術は拙くても、
病態に関係する理解と判断が正しければ、
治療成果は間違いなく出せても、
患者さんに不利益を与えません。

私たちが最も行うべきことは、
手技に拘る事でなく、病態や症状を
十二分に理解し判断すること。

その上で適切な手技を行うことです。

先日、生体腎移植を過去に4度行い、
視力消失、腰椎にプレートが入り固定、
膠原病をお持ちの、腰痛と脚の痺れを
治して欲しいという患者さんがみえました。

先生なら、どうしますか?

ご高齢の為、
プレートが緩んでいる可能性もあります。

その緩んだプレートで
固定されている腰椎を触るリスク。

膠原病の方が施術によって、
急速に血流が上がった時に
発生するかもしれない、
自己免疫反応による悪化のリスク。

生体腎移植によって、
身体の中に多くの癒着を
起こしていていることも想定されます。

こういったリスクが
ある患者さんだとしても、

安全に症状を改善していく必要って
もちろん有りますよね。

自分で出来ることとできないこと、
判断できることとできないこと。

これが出来ないと、
施術中に万が一のことがあったら大変です。

私の判断で、
急激な血流の変化を出さずに、
骨格のみを正しながら、

出来るだけ疼痛と
痺れ部位への好影響を考え、
腸骨と仙骨の調整のみを行いました。

腰椎・胸椎の矯正を入れると、
交感神経幹に刺激を
入れてしまう可能性が有ります。

そうなると膠原病に関する
リスクが怖いですよね。

それ以外の要素も
たくさんある方だったので、

様々な判断の元、
施術の範囲や方法を決定し、
施術中も、配慮を怠りません。

施術中には何度もお声掛けをして、
急激な反応による変化が起きていないか?
そのチェックを行いながら治療を進め、

結果的には、
ご機嫌なままに痛みも改善されて
お帰りいただきました。

手技や技術のみに注目せず、
是非、現代医学としても実証を捉えながら、

患者さんの安心安全の為、
よりよい成果を上げるために、
治療家が存在していなければ嘘ですよね。

筋骨格を診るお仕事ですが、
患者さんは様々な方がお見えになります。

私たち、治療家は
最低限の病理なども、
理解しておく必要があり、
そこの勉強も必要です。

モルフォセラピーは、
体のズレに法則が有って、

その法則に則って、
既定の手技を行うと、様々な症状を
改善させていくことが出来ます。

矯正といっても、
ただ撫でているだけの強さですので、
力的にも随分と楽に行うことが出来て、

女性でも年配の先生でも、
身体能力に関係なく、楽に出来ます。

矯正後は、血流が
ビックリ仰天する
くらいに改善されたり、

神経の促通が著しく良くなって、
神経性の症状が改善したりします。

それが故に
正しい判断が出来ていないと、
危ない場合も有ります。

血栓が跳んで、
梗塞になったり、
動脈瘤が破裂したり、

それ以外でも矯正によるリスクは、
想像以上にたくさんあります。

患者さんを守り、
良い成果を上げるために、
実践で抑えるべき知識!

これって重要です。

その重要な要素が、
手技と組み合わさって成果を安定して
上げていかいないといけません。

その知識と手技のバランスが良いのが、
モルフォセラピーです。

ご興味ある方は、
モルフォセラピーとは?が書いてある。
下記の、URLページでご覧ください。
 ↓
http://www.morphotherapy.jp/about.html

是非、参考にしてみて下さいね。

それでは今日は、
これで終わりたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、
見ていただきまして感謝します。

これからも皆様のお役に立ちたい精神で、
情報発信と共に歩んでまいります。

今後ともよろしくお願い致します。
有難うございました!!

広江洋一

追伸

私が患者さんを守るために
開発したSKテクニックには、
治療理論の”盲点”を突いた治療法が
たくさん詰まっています。

「時短できて再現性が高い!」
「すぐに効果を実感できる!」

と多くの治療家の先生から
絶賛されていますので、

もしあなたが
よくご存知なければ
ぜひ詳細をご確認下さい。

 ↓↓↓
https://t-marketing.jp/sk/

Writer

広江 洋一

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帝京医学技術専門学校柔道整復学科卒。

くに整骨院は多くの著名人の駆け込み治療院としても有名であり、その自費診療率は整骨院としては桁外れの95%を記録している。

活動は日本のみにとどまらず、世界中のバレリーナ・新体操等のスポーツ選手・精神疾患患者・不定愁訴患者・交通事故患者を治療。

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