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 米澤浩

自分にとって合わない患者さんの断り方

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こんにちは、米澤です。
本日は私米澤よりお届けします。

 

今日はこんな命題を
いただきました。
 
「自分にとって合わない患者にたいして
患者さんが納得のいく断り方。」
 
です。
 
う~ん・・・困りましたね・・・(^_^?
 
実は自分は断るという事は
殆どしませんので・・・(・_・;)
 
恐らくこの質問を下さった治療家先生は
 
・癒しではなく治療なので揉み解しはしません。
・うちは時間売りではなく治療効果を売っています。
 
こうした治療院の方針を理解してくれ
ない患者さんの断り方・・・
 
ということだったのかもしれませんが・・
 
いずれにせよ私はめったに断りません。
 
勿論例外は有ります・・・
 
例えば・・・
 
予約の時間がブッキングしてしまったとき
⇒これは日程を変えればOKです。
 
何度も連絡なしですっぽかすような方
⇒これは完全にマナー違反ですよね。
 
(因みにすっぽかす方から連絡いただくと
いつも不思議と予約が入っています)
 
あと、必ずお断りするのは
 
金はいくらでもかかって構わないから
必ず治してくれ!!
 
という方・・・これは無理です。
 
元々我々は治すのではなく
治っていただく仕事です。
 
もちろん先生もお分かり
になりますよね?
 
つまり治っていただく仕事なので
治せといわれたら治っていただくんですよ、
とお伝えせねばなりません。
 
でもこれは断ることではないですよね。
ただお伝えするまでです。
 
ちなみに先生はどんな方をお断りに
なりますか?
 
・技術を変えろと言ってくる
・患者さんの症状がはっきりしない
・いつも無言で反応がわからない
・痛いことしていないのに痛いと言って騒ぐ
・お願いしてもじっとしていてくれない
 
現場ではそんな感じでしょうか?
 
さて、、
 
ある意味我々はサービス業です。
患者に合わせてナンボの商いです。
 
昔兄弟子に良く言われました・・・
 
技術が合わないのは自身の技術の
キャパシティーが足りないせい。
 
患者さんの症状がはっきりしないのは
多くの症状が重なって当人が確定できない為
 
無言で反応がわからないのはいつも患者の言葉のみを
指針にして身体の反応を汲み取る感覚が技術者に
欠如しているから・・・・
 
痛い痛くないは個人の感覚で人の物、
自分とは異なって当然である事を気づかない
 
患者とは・・・
 
「合う合わないではなく
合わせるものだ。」
 
と。
 
実はセミナーでもそのことは
多く伝えております。
 
当院、昇仙堂ではほとんど
問診の時間をとっていません。
 
それは患者の口よりも身体から発せられる
言葉の方が雄弁であるからです。
 
それに合わせるのが
とても重要なんですね。
 
さらに言えば、
自分が決して言わない言葉があります。
 
それは
 
「動かないでください」
「騒がないでください」
「力を抜いてください」
 
です。
 
患者さんが不調であれば、上記のような状態は
あって当たり前のことです。
 
だから患者さんに
決して強制はしません。
 
これらがしっかり出来ていれば
殆ど断る必要が無いというのが
私の現状です。
 
因みに・・・「お金がない!」
という方も受け入れています。
 
本来20分程度で1万円という金額を
頂いております。
 
しかしそれがわかっていて尚且つ
お金がないと言って僕の前に来て
お願いする人がいるんですね。
 
金が無いけどお願いします・・・
と言える勇気は十分な代価に
値すると自分は思います。
 
ですから次回ちゃんと払ってくださいよ
といいつつ全力で仕術にかかるのは
自分のやり方です。
 
患者さんみんなにそうされたら
さすがに困りますがね・・・
 
さて、ここまで寛容な私でも
どうしても嫌な方に対しては
それなり流すことも有ります。
 
・・・例えば
 
その方だけ料金を上げるとか!
 
施術の代価として、明らかにバランスが
取れないのであれば、
 
素直に「もう来るな」
と申し渡した方がトラブルは無いと思います。
 
何れにしても自分・自分にならないよう
現場で常に氣を回していると
きっと見えないものが見えてくると思いますよ。
 
是非、良い氣をまわして息増しょう。
 
追伸
 
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まだご覧になっていない先生は是非ご覧ください。
 
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Writer

米澤 浩

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戦場武闘制法 訃幻流 初伝らせんそう流 継承者】

【略歴】

昭和53年11月
仙道の師より操氣法を学び、手当療法を始める。
昭和57年 4月
整形外科病院に勤務、医師から救急対応法などを学び、鍼灸師と柔道整復師 按摩師よりマッサージ法、骨整復術等を学ぶ。
昭和58年 4月
地元北海道旭川を出て放浪の旅にでる。
東京の某有名アクションクラブにてスタントマンとして活動
昭和58年 7月
縁があり訃幻流継承者の功夫と出会い訃幻流を学ぶ
昭和60年 8月
訃幻流宗家継承者となる。患者さんからの紹介のみで27年間出張整体として活躍
平成17年12月
ヒーリングサロン癒楽々舎内に真誠堂を開店
平成18年 1月
温浴施設と提携
平成18年 8月
昇仙堂を開院、現在に至る。

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