綿田 幸雄
こんにちは。
『四肢誘導調整法』開発者の
綿田幸雄です。
今これを書いているのが8月、
うだるような暑さが続いていますね。
夏バテなどはしていないでしょうか?
体調など崩していないでしょうか?
今回は自分自身の体験と
日々の健康法について
お話しようと思います。
さて、皆さんは自分自身の健康と
きちんと向き合っていますか?
自分自身の心と体に
ちゃんと向き合う時間を
つくっていますか?
頭や体が施術だけに向かいすぎて
自分自身の心や体の声が
聞こえていますか?
言うまでもない事ですが
施術家は自分自身の体で
稼いでいます。
定年もないため、
望むのであれば
一生仕事を続け、
稼ぐことも可能です。
しかし
体を壊してしまえば、
そこからの収入は
断たれてしまいます。
健康な時には思いもつかない
恐ろしいことです。
私は開業間もなくの頃
体を痛めてしまい、
約一ヶ月施術の出来ない
時期がありました。
借り入れなども多く
本当にスタートと同時に
こんなことになるなんて…
と思い悩むことばかりでした。
想像でするのは
悪い事ばかりです。
運よく一ヶ月で復帰出来た事は
本当に幸いでした。
しかし、
体を壊してしまったという事実と
収入を断たれる恐怖感は
今でもゾッとします。
ただ、そのような体験も
今となっては
勉強だったのかもしれません。
患者様の健康のため
ご自身の健康を切り売りしている
施術家の方が
とても多いように感じます。
稼がないとまずいから…
という現実に直面している方も
おいででしょう。
腰痛もち、坐骨神経痛もちの
整体師さんが
知り合いにも結構います。
これでは
本末転倒です。
私たちの仕事は施術を通して
健康を作るという概念を通して
皆を、社会を幸せに出来る
素晴らしい仕事だと
思っています。
まず、自分自身が健康で
良い仕事が出来なくてはいけません。
ちょっと話が
くどくなってしまいましたが、
良い施術家の方がご自分の不調で
リタイヤしていくのが
悔しいのです。
で、私自身ですが
合格点内で上下はありますが、
まずまず社会に貢献できる程度の
健康を保っています。
自分なりの秘訣としては
毎日の歪みのチェックと
コントロールだと思っています。
歪みは体を使っていれば
必ず生まれてくる
老廃物のようなものです。
自分の中で処理できる量に
抑えておけば不調や
症状の元になる物を防げます。
歪み自体は実は
体にかかってきた
負担を一旦逃がした物とも
考えています。
不調のタンクが歪み
タンクが一杯になると
不調や、症状になるという
イメージをしています。
具体的には朝・昼・晩、
体の歪みチェックを行っています。
一見大変そうですが、
整体操の簡易チェックですので
一回、20秒とかかりません。
(今実際にやってみて、10秒でした)
※チェック法は以前にも
ブログで紹介しましたが
下に書いておきますので
参照してください。
体の歪みをチェックを行ったら
ここからは気分の問題なのですが
歪みの調性、解消、
コントロールのために
整体操や呼吸法などを行います。
今回はまず簡単な
呼吸法をご紹介します。
簡易チェックを行った後
正座でも、座位でも、
仰向けで寝ても結構です。
楽な格好を取ります。
正座や、椅子に座った方は
この状態で膝の出方や
位置を比べてみてください。
頸を左右、頸だけ
振り向くようにして
向きづらさの確認を
しても良いです。
手を左右、
胸の前で合掌します。
(体の極性を合わせ、
エネルギーの循環を良くするためです。
宗教的な意味ではありません)
次に深呼吸を行います。
呼吸は鼻から吸って
口から吐きます。
腹式、胸式
どちらでもかまいません。
息を吐くときは口笛を吹くように
軽く口をすぼめると良いです。
呼吸は必ず吸う息よりも
吐く息のほうが長くなるように
してください。
これが今回”最大のポイント”です。
10回程度深呼吸を行います。
再チェックをして終了です。
呼気は副交感神経に関係し、
体を緩める働きがあります。
チェックは
・チェック結果に
合わせた操法を行うために行う場合
・汎用性の高い操法を行い
その結果を確認するために行う場合
があります。
今回はまずチェックを行い
歪みの量を結果、確認する方法を
ご紹介しました。
毎日チェックを行うことで、
ご自身のコンディションの
確認になります。
チェックは自分自身と
向き合う一つの方法です。
※以下簡易チェック法
(基本姿勢その1)
肩幅に足を広げて立ちます。
(基本姿勢その2)
両腕を真っ直ぐに
床と平行に伸ばします。
(基本姿勢その3)
親指が天井方向になるように
手のひらを合わせます。
ここまでが、基本姿勢です。
次にチェックです。
(チェックその1)
基本姿勢から両腕を伸ばしたままで
後ろを向くように上半身を
左右に捻ります。
左右行いますが、
右から始めたら正面で一度止めて、
左を向くようにしてください。
この時の左右の動きの
差を比べ記録します。
(チェックその2)
基本姿勢の親指が
上を向いた状態から
両腕を軽く伸ばしたまま、
小指が天井方向に向くように
動かします。
手のひらを合わせたままで、
左右順番にかえすような動きです。
この時も小指がどの程度まで
上を向くかを記録します。
(チェックその1)、(チェックその2)を
行ったときの動きの幅の差が、
体全体の歪み具合の度合いです。
是非試してみてください。
次回は運動で解消する方法を
ご紹介できればなと思います。
綿田幸雄
追伸
ご自身の体の歪みを
取った後は、
患者さんの歪みを
取ってあげて下さい。
実は歪みというのは
4つのパターンに
分類することができます。
そして患者さんの
歪みのタイプに合わせた
ポーズをとってもらったら、
足を優しく引っ張るだけという
とても簡単な手技を
私は開発しました。
今お使いの手技に
プラスして使えますので
気になる先生は
詳細をこちらから
ご覧ください。
↓↓↓
Writer
綿田幸雄 綿田幸雄の記事一覧
30歳の時に福井県で開業。現在では9割の新規患者さんがクチコミ・紹介だけで県外からも多数来院し、予約が1ヶ月待ちの状態となる。福井という片田舎でも安定して月商90~100万円を売上げ続ける、文字通り腕だけで繁盛したゴッドハンド。
名古屋のカイロプラクティック専門学校では技術講師を五年間務め、これまで指導してきた治療家は600人以上に及ぶ。
また、福井県が主催する演奏会などにも幾度となく呼ばれ、2時間半で35の出演者を施術するなどの実績を残す。
治療家としてはこれまでにカイロプラクティック、オステオパシー、ガンステッド、トンプソン、PNF、SOT、解剖学、神経学、構造医学、ローガンベーシック、操体法などを学び、これらの理論を結集して作られたのが綿田の四肢誘導調整法テクニックである。
治療の傍ら、市民の方々へ無料の健康セミナーを多数開催するなど、人々の健康のためにとことんまで貢献する”生粋の治療家”である。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう