鈴木章生
こんにちは。
痛みを取る技術・モーションロック
解除テクニックを実践研究している
鈴木章生です。
今回のテーマは、
【疲れないカウンセリング】
についてお伝えしていきます。
まず最初に、
『なぜ、カウンセリングスキルが
大切なのか?』
について
お話したいと思います。
私自身は月に
自費6000円で
400人ちょっとの方を
施術させて頂いています。
それ以外にも、
・飲食店の経営
・NPO法人の保育園の運営
・保育士の研修
・セミナーでの講師
など、様々な活動を
させて頂いております。
このメールをお読みの先生の中には
400人を施術するだけでも
へとへとだよという方も
いらっしゃるかもしれません。
なぜ、私がこのような活動を
色々できるのかと言うと
「カウンセリングスキル」
があるからです。
・患者さんの悩みを聴く。
・飲食スタッフからの相談に乗る。
・保育士の研修をする。
全てカウンセリングスキルで
解決できています。
整体の勉強会などで
よく質問を受けますが、
整体師の方は驚くほど
カウンセリングについて
理解していない方が多いのも実情です。
カウンセリングのスキルを
身につけるとどうなるかというと、
・リピート率の向上
・施術者の精神的負担の軽減
・スタッフとの関係改善
などなど、そのメリットは
計り知れません。
では、
『どうやったら
正しいカウンセリングスキルを
身につけられるのか』
明日からでもできる、
【疲れないカウンセリングスキル】
を身につけるための”3つの方法”を
お伝えしたいと思います。
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1.
守備範囲を決める
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例えば患者さんとの
カウンセリングの場面を
想像してみて下さい。
あなたは患者さんの悩みに関して、
どこまで深く聞いていくか、
事前にしっかりと決めていますか?
私の院ではスタッフと、
患者さんの話を
どこまで聞くのかを
共有しています。
そうすることでスタッフも
どこまで話を聞けばよいのか
明確になっているので、
患者さんのことで
悩むことが少なくなります。
ちなみに私の院では、
患者さんが何について
悩んでいるのかは聞きません。
・人間関係なのか
・仕事なのか
・お金なのか…
向こうから言われない限りは
こちらからは聞きません。
どこまで聞くかを
事前に決めておかないから
迷ったり考えたりして
疲れてしまうのです。
大切なのは、どこまで聞くかを
「決めておくこと」です。
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2.
コミュニケーションのタイプを知る
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人間にはタイプがあります。
NLPの優先表象体系などが
良く知られています。
視覚(V)、聴覚(A)、触覚(K)
それぞれ優位な感覚によって
コミュニケーションや行動が
違ってくるというものです。
他にもたくさんの
タイプ分類法があります。
どんな分類法を使っても良いのですが、
大切なことは、2つあります。
1つ目は、
自分と違うタイプの人が
いることを知ることです。
自分の常識は相手の非常識。
常に自分の当たり前を
押し付けないように
自分の意識を
フラットにしておく必要があります。
2つ目は、
タイプを見極めようと
しないことです。
ついついタイプの分類をかじると
相手のタイプを見極めようと
してしまいます。
そうではなく、
相手がどのタイプでも良いように、
全てのタイプの人に通じるように
伝えることが肝です。
相手に合わせて、
臨機応変に変えるのではなく、
誰に話しても通じるような
「準備」をしておくことが、
疲れないカウンセリングスキルの
コツです。
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3.
メモを取る
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カウンセリングの場面では、
メモを取ることは
非常に重要かつ効果的です。
相手の細かい表現や
ペインスケールなどを
しっかり記録することが大切です。
メモを取ることで、
自分の脳を休ませることができます。
人の話を聞いて疲れてしまう人は
話が終わっても
脳が働いているからです。
相手との会話の内容を
メモする癖を
身に付けて下さい。
話を聞くストレスが
ずいぶん軽くなります。
患者さんからも、
しっかりと話を聞いているように
見られるため、とても効果的です。
是非とも明日から実践してみて
感想を聞かせて下さいね。
鈴木章生
Writer
鈴木章生 鈴木章生の記事一覧
2008年1月に自宅の8畳仏間で開業。 その2ヶ月後の3月には月商100万円を叩き出す。さらに3ヶ月後の6月には月商200万円突破という型破りな実績を持つ。
「モーションロック瞬間解除テクニック」を開発して以来、月500名前後の患者様を施術し、月商250万円 の治療院を経営。初回から6回リピートする患者様が全体の80%を占めている岡崎のカリスマ治療家。
また、慶應義塾大学総合政策学部卒、元テレビ局勤務、さらには現在も整体院と同時に飲食店の経営、NPO法人の理事を務めるなど施術家として異色の経歴を持つ。
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