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結果を出してもリピートしない理由

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こんばんは、矢島です。

今日は、先日初めて伺った
とある治療院について
お話させていただきます。

治療院にいった感想を
先にお伝えしてしまうと、

「リピートは無いな」
~~~~~~~~~~~

と思ったのが私の感想でした。

なぜ、私はリピートを
しないと思ったのか?

それは、どのタイミングで
感じたことなのか?

本日は、このあたりについてお話しつつ、
どのようにしてもらっていれば
リピートしようと思ったのかを
お伝えさせて頂きたいと思います。

もしかすると、先生も無意識のうちに
行ってしまっているかもしれない
ほんの些細な点にポイントがありますので

是非、日々の臨床を思い返しながら
ご覧ください。

それでは、早速ですが
本題に入っていきたいと思います。

まずは、私が治療院に訪れた経緯から
お伝えします。

私がこの治療院に訪れたのは
たまたまタイミングがあったからでした。

いわゆる通りがかり集客
というやつです。

きっかけは、知人との約束が
急になくなってしまったことでした。

急にポッカリと2時間程
時間ができてしまったのです。

私は、近くのカフェで
仕事でもしようかと
待ち合わせ場所から
プラプラ歩き始めました。

そんなときに
私の目に飛び込んできたのが
この治療院の店頭にあった
ブラックボードでした。

「首・肩の疲れから
いつの間にか
猫背になっていませんか?」

確かこんな言葉が
書いてあったかと思います。

私は普段、1日の大半を
パソコンをして過ごす
日々を送っています。

そのため、慢性的な
「肩こり」「肩甲骨の間の痛み」
「頚椎の痛み」を感じていました。

そんな私にとって
そのブラックボードに書いてあった言葉は
ぴったりな内容だったのです。

さらに、院内や施術の様子を写した
写真が貼られていたことで、
自然と自分が施術を受けている時の
イメージをすることができ、

「いってみようかな」
という気持ちが芽生えて
来院に至りました。

今回の本題とはづれますが、
このブラックボードにあった

・患者さんが思わず「そうそう」と
言ってしまうような言葉

・院内や施術の雰囲気が伝わる写真

の組み合わせは、とても効果的なので
ぜひ試して見てください。

それでは、話を戻します。

その治療院は
1人治療院でした。

院内の様子は白を貴重にしていて、
歯医者さんのような独特な香りがしました。

不快な感じではなく、
清潔感を感じて好感が持てる印象です。

院内には施術ベッドが一つ。

院に入るとそのまま
ベッドに腰掛けるように案内され、
自然と問診から施術が
スタートするといった感じでした。

先生の印象は30代後半くらいでしょうか?
短髪でメガネをかけていて
誠実そうな佇まいです。

話した印象も
人当たりがよく
とても優しい印象でした。

先生「今日はどうされました?」

私「肩こりと、肩甲骨の間と言ったらいいんでしょうか?
背中に痛みを感じます。

それと首の付根にも軽く痛みを感じることがあり、
気が付くと頭を前に出してしまっているんです。」

先生「そうですか。それでは、
検査をしながら確認していきますね。」

と、来院から施術を行うまでの間は、
特に非の打ち所もなく、
とても良い印象でした。

では、施術が始まってからは
どうだったのか?

身体の可動域を確認する
検査から入り、
非常に丁寧な印象を受けました。

そして、特に疑問を感じることもなく
自然と施術がスタートしました。

施術のスタイルは、
指圧がメインで
深層筋を調整するというもの。

体感としては
痛気持ちいいという表現が
ぴったりな感じです。

先生「大分たまってますね~」

私「やっぱりそうなんですかね。
そこすごく響く感じがします。」

先生「圧の強さが強過ぎたら言ってくださいね。」

私「ハ、ハイ。」
(ピンポイントで刺激を受けながらだったので
苦しい返事)

先生「気になるところがあったら言って下さいね。」

私「ありがとうございます。」

こんな感じで、細かい気配りをして頂いて
会話を楽しみながら施術が進んで行きました。

そして、このタイミングこそ
私が違和感を感じた
タイミングだったのです。

一見親切に思える会話ですが、
会話を重ねるに連れて、
こんな疑問が湧いてくるのです。

(本当によくなるのだろうか)

この疑問を抱いたきっかけは
いたってシンプルです。

症状を改善したいけれど
自分では解決できない素人に対し、
「どうですか?」という質問は
効果的ではないということです。

確かに丁寧な問診や、
患者さんとの会話は
患者さんとの距離を縮めるのに
効果的です。

ですが、患者さんが
治療院に通う目的は
あくまでも症状を改善することであり。

治して欲しいという欲求はもちろん。
この症状の原因は何なのか。
どこに解決策があるのかということを
教えてほしいのです。

この「教えて欲しい」という
ニュアンスが重要です。

「先生」という立場に対して
患者さんは潜在的に
「教えて欲しい」
「言及して欲しい」
という欲求を持っています。

つまり、先生が自信を持って
自分の軸を持っている姿勢が
患者さんにとっては
意外と重要なポイントなのです。

施術結果がでているのに
リピートしてくれないという

一見矛盾しているような
この状態の裏には
患者さんの「教えて欲しい」
「言及して欲しい」という
欲求があることがあります。

事実、私の症状は改善したのですが、
「今回はたまたま効果が出たんじゃないか」
と半信半疑な気持ちが術後にあったのを
覚えています。

先生もご存知のように、
全国には、問診や患者さんとの会話を
一切しないのに

常に予約表がいっぱいの
ゴッドハンドと呼ばれる先生が
沢山いらっしゃいます。

黙々と手技をしているだけで
なぜ患者さんが勝手にやってくるのか?

それには、もちろん
その先生の手技力の要素もありますが、
その先生が持っている自信も大きく関係しています。

その先生から漲る自信が
エネルギーとして患者さんに伝わり、
患者さんに信頼と安心感を
与えているのです。

ぜひ、このメールを呼んだ後の患者さんから
自分は患者さんにとって
世界一の治療家なんだ。

自分が治せなければ
この患者さんは救えないんだ
という気持ちで施術にあたってみてください。

大げさに感じられるかもしれませんが、
本当にこれだけで
患者さんに伝わる印象は大きく変わります。

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。

Writer

ゴッドハンド通信事務局

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