月曜チャンネル
おはようございます。
脳の反射と張力を利用し、
施術者も患者も少ない負担で「痛みを取る」
モーションロック解除理論の
鈴木章生です。
今回のメルマガはちょっと
禁断と言いますか、挑戦的と言いますか…
クドケンさんの
「ゴッドハンド通信」という
名前のメルマガにも関わらず、
治療家が陥りやすい病気?症状?である
「ゴッドハンド病」
についてお話してみたいと思います。
このゴッドハンド病、
意外と「自覚症状」がなくて、厄介です。
ですからまずは、
お読み頂いているあなたが
ゴッドハンド病に罹っていないか、
チェックしてみたいと思います。
仮にあなたが、この検査で
ゴッドハンド病だとしても
ご心配なさらないようにしてください。
最後までお読みいただければ
今後の対策や処方箋も
ご用意しておりますので。
ゴッドハンド病チェック
以下のチェック項目に
当てはまるものにチェックして下さい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□何でも一発で治せる手技があると思っている
□どんな人にも対応できる手技が理想だ
□患者さんはいつも泣いて喜ぶのが理想だ
□手技が凄ければ説明は無しでいけると思う
□ビフォーアフターで変化がないと
患者さんはリピートしないと思っている
□ゴッドハンドは毎回、
劇的な変化が出せると思っている
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いくつ当てはまりましたか?
もちろん他にも項目はありますが、
「一つでも」当てはまれば
ゴッドハンド病です。
二つ当てはまれば重症です(笑)。
ゴッドハンド病の解説の前に
まずゴッドハンド病について
お話しする前にお断りしておきたいのは、
私自身、こうしてクドケンさんの
力をお借りして皆様に情報を
発信している身ですので、
マーケティングやコピーライティングに
関して否定的な意見は持っていません。
また私自身、
前職がテレビ局勤務ということもあり
テレビの現場でも
様々なご意見を頂きましたし、
制作現場でも議論をしてきました。
治療院業界におけるゴッドハンド病は、
現代のメディア環境においては、
どうしても発生してしまうものです。
ただ、
少しでも発信側と受信側の
行き違いが、今後減ることを願って
今回、こうした思い切ったテーマに
切り込んでみたいと考えた次第です。
情報発信者の役割と受信者の「読み解く能力」
まず、メディア(情報発信者)の
社会的な役割を知っておいて下さい。
メディアの社会的な役割とは
「自分が正しいと信じる情報を、
一人でも多くの人に向けて発信すること」
です。
“正しいことを平等に発信すること”
ではありません。
正しさや平等は、
理論上の概念であって、現実的に
実現できるものではありません。
そして、もう一つの大切なポイントは
「一人でも多くの人」に伝えることです。
ですから、
少しでも目に留まるように、
少しでも耳に残るように
少しでも話題になるように
日々懸命に、
工夫を凝らし、努力をしているのです。
情報は、受け取る側に「リテラシー」
つまり「読み取る能力」が必要とされます。
誇張、歪曲、不平等…
いくら「そんなの酷い」と言ったところで
それがメディアの役割なのですから、
仕方がないのです。
情報の真贋を読み解く力。
(=情報リテラシー)
それは、
現代社会だけに必要とされている
能力ではありません。
有史以来、
歴史的に社会で生きのびるために
必要とされてきた能力です。
徳川家康は戦国時代に
情報戦略を重視し、
天下を統一しました。
だからこそ天下統一後は
逆に厳しい情報統制を図りました。
大東亜戦争においては、
情報戦での敗北が
日本軍敗因の一つとも言われています。
情報の真贋を読み解く力
(情報リテラシー)は
歴史上、生死を分けてきたのです。
情報は常に、
公平性、平等性、信憑性など、
発信する側に
忖度を求めるものではなく、
受け取る側が収集し、分析し、解釈し、
自分にとって有益になるよう利用するものです。
発信者に理想を押し付け、
受信するスキルの向上を怠ることは
どの時代においても
敗北への一手です。
ゴッドハンド病とは
ではいよいよ
ゴッドハンド病について
解説していきますね。
もちろん
私の独断と偏見に満ちた文章ですので、
そこらへんはしっかり読み解いて下さい(笑)
まず、チェック項目を振り返って
解説してみます。
□何でも一発で治せる手技があると思っている
→そんな手技あるわけありません。
「酷い症状が一発で治ったことがある」
という事実を、目を引く表現にしているだけです。
もしあるとしたら
私にこっそり教えてください(笑)
□どんな人にも対応できる手技が理想の手技だ
→そんな手技あるわけありません。
「誰でも美味しいと言って買うステーキ」
「誰でも美味しいと言って買うカレー」
が、存在するか?
という命題と同義です。
「人の好み」が存在する以上、
ありえません。
□患者さんはいつも泣いて喜ぶのが理想だ
→そんなことあるわけありません。
「患者さんが泣いて喜ぶ、こともある」
という事実をストーリーの一つとして
伝えているだけです。
毎回泣いていたらどちらも疲れます。
□手技が凄ければ説明は無しでいけると思っている
→短期的には成立しますが、価値が持続しません。
市場的に手技だけの
価値は高くありません。
手技はコンセプト、メッセージ、
ターゲットとの整合性があってこそ
経済価値となります。
□施術後のビフォーアフターで変化がないと
患者さんはリピートしないと思っている
→施術後などの短期的な
ビフォーアフターはなくても
患者さんはリピートしてくれます。
きつい症状になるほど短期的な変化ではなく
時間軸を長くとった変化でのメッセージが必要です。
□ゴッドハンドは毎回、
劇的な変化が出せると思っている
→そんなわけありません。
劇的な変化は、野球で言えば
ホームランみたいなものです。
日々の施術では四球もあれば
内野ゴロもあります。
シングルヒットもあれば
スリーベースもあります。
そんな中で時々ホームランが生まれます。
もし全打席ホームランが打てるのだとしたら…
打席数が極端に少ないからでしょう。
だから野球には
「規定打席数」というルールが
あるんですけどね。
要注意な点は、ゴッドハンドに
「規定施術数」はありません(笑)。
ゴッドハンド病の方への処方箋(副作用にご注意下さい)
ここまでお読みいただいていかがですか?
「この手技は違う!」
「この先生は違う!」
そう思いたい衝動が出てきていたら、
間違いなくゴッドハンド病です。
その対策として、
処方箋をご紹介しますが、
それを読んで副作用(好転反応)が
出る方もいますのでご注意下さいね。
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<ゴッドハンド病への処方箋>
「集計」と「確率」を理解しましょう
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「集計」と「確率」が
ゴッドハンド病への処方箋です。
ゴッドハンド病の方は
「劇的ビフォーアフター」
ばかり追いかけて
驚くほど目的や問題を
ご自身で把握されていません。
目的や問題点が漠然としたまま
セミナージプシーをしてしまっています。
そういった先生にお話しを聞くと
ほとんど「集計」をしていません。
つまり、
「自院の問題が何か」を具体的に把握せず、
「セミナーに行けば何とかなる」
という
神風よろしく的な問題解決方法を
目指している方が多いです。
まずは自院の問題を客観的な数値から
見つけることが第一歩です。
初回のリピート率なのか。
10回目のリピート率なのか。
LTVなのか。時間単価なのか。
体力なのか。ストレスなのか。
当たり前ですが、そこが明確な先生は
結果が出るのが早いです。
そして、確率を理解しましょう。
リピート率、平均LTV、離脱率など
「率」や「平均」などは
時として、患者さんの声よりも
患者さんの本心を反映してくれます。
ゴッドハンド病に
罹ってしまった先生は、
一回の「劇的」な「治った」と
一回の「劇的」な「治らなかった」に
心を囚われてしまい、
先に進めなくなってしまっているのです。
集計と確率こそが、
そんなゴッドハンド病を改善するための
唯一無二の特効薬なのです。
ただ、残念なことに人によっては、
好転反応が出ることがあります。
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副作用「めんどくさい」
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「集計」や「数値」は
「めんどくさい」という副作用があります。
解決方法もありますが、
あまりにも長くなってしまったので、
今回はこの辺りで失礼します。
もし、ここまで読んでも
「どんな症状でも一発で治し、
どんな人も泣いて喜ぶ手技」
をお探しの先生は、ぜひ
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冗談です(笑)。
「集計」と「確率」を駆使し
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長文にお付き合い頂き
ありがとうございました。
鈴木章生
追伸
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Writer
鈴木章生 鈴木章生の記事一覧
2008年1月に自宅の8畳仏間で開業。 その2ヶ月後の3月には月商100万円を叩き出す。さらに3ヶ月後の6月には月商200万円突破という型破りな実績を持つ。
「モーションロック瞬間解除テクニック」を開発して以来、月500名前後の患者様を施術し、月商250万円 の治療院を経営。初回から6回リピートする患者様が全体の80%を占めている岡崎のカリスマ治療家。
また、慶應義塾大学総合政策学部卒、元テレビ局勤務、さらには現在も整体院と同時に飲食店の経営、NPO法人の理事を務めるなど施術家として異色の経歴を持つ。
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