関野正顕
おはようございます。
クドケン店舗の1つである
さんちゃ整体院の関野正顕です。
いつもメルマガをお読みいただき
ありがとうございます。
本日も、誰でも簡単に実践できて、
先生の治療のヒントとなるテクニックを
お届けしていきたいと思います。
本日は下半身のバランスを
安定させ治療効果を
より一層高めるテクニックを
お伝えしたいと思います。
この手技を使えば、
症状による
歩行時の違和感などが
取れやすくなりますので
いま使っている手技に
プラスして使って
みてください。
では早速
説明していきたいと思います。
では、まず検査から
行っていきたいと思います。
検査の目的としては
前後左右4か所の
体のバランスを
診ていきます。
バランスを図る基準は、
前後左右4か所で
患者さんの腕を
引っ張ったときの
筋出力です。
具体的にどのように
行うのかというと、
患者さんに足を
肩幅くらいに開いて頂き、
指をおへその下あたりで
組んで頂きます。
その状態で、
患者さんの手の平に
術者の拳を置き、
拳を下方にグーッと力を
入れていきます。
その時患者さんには、
その力に逆らって、
耐えて頂きます。
この検査を前後行います。
一方、左右に関しては
患者さんに楽な姿勢で
立って頂き、
ぶらんと下がった
腕を術者が下方に
グーッと力を
かけていきます。
その時も患者さんには、
術者の力に逆らって、
耐えて頂きます。
これで検査が終了です。
この検査で仮に
患者さんの右腕に
力が入りにくかったとしましょう。
そうした場合
体重が外側に
かかっていることが
考えられます。
ですので、
アナトミーでいう
ラテラルラインを
緩めてあげる事によって
傾いているバランスを
整える事が出来ます。
やり方は”撫でるだけ”の
とても簡単な方法です。
一体どこを
撫でるのかというと、
中殿筋あたりを
スタートラインとした
足の外側の
筋膜部分になります。
撫でる動作を
3回ほどやるだけで、
下半身のバランスが整います。
患者さんへ
ビフォーアフターを
見せる際は
先ほど行った検査を
もう一度やってあげて下さい。
施術を行う前より
筋出力が高まっているのが
患者さんにも体感して頂けます。
下半身のバランスを整えると
上半身の負担も
軽減する事が出来ますので、
肩コリや腰痛を持っている
患者さんにも有効です。
ぜひ、先生も
試してみてください。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
関野正顕
Writer
関野正顕 関野正顕の記事一覧
治療だけでなく、治療院の経営を学ぶためにマーケティング、マネジメントにも力を注ぎ、平成26年6月にクドケン店舗の「さんちゃ整体院」を開院する。
オープン初月から150名の新規集客し、3年目を迎えた現在でも平均50名の新規集客を継続している。現在では月商300万の予約困難な治療院に成長。
地域に愛される治療院を作り上げることに成功した。
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