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こんにちは。
緩消法開発者の坂戸孝志です。
今日は、日本の医療現場と診断名、
そして偶然にも効果が出てしまっている
『手術』についての真実をお伝えします。
先日、このようなお問合わせがありました。
======問い合わせ内容======
お世話に成ります。
私事ですが、少し歩くだけで、
左足のふくらはぎが、
突っ張るような痛みが出ます。
痛みが出る度に座り込んで、
ふくらはぎを揉んで歩く…
その繰り返しで、
スムーズに歩く事が
出来ません。
何か良い方法が有れば
教えて頂けると助かります。
指でふくらはぎを押す方法を
試してみたのですが、
私には効果が無いようです。
宜しくお願い致します。
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『歩くと、足が痛くなり、
休むと症状が無くなる』
この症状は、
「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」
と言い、病院へ行くと
「脊柱管狭窄症による
間欠性跛行」
と診断されます。
「脊柱管狭窄症」とは、
『脊柱管が狭くなっている状態』
を表しています。
ただ、実際には
脊柱管が狭くなっていない
人間を探す方が困難です。
私も10年ほど前に
MRIで腰部の画像を撮りましたが、
腰部だけで3カ所も
狭窄していました(笑)
本来、脊柱管が狭窄して
神経を圧迫した場合は
麻痺がおこりますので、
痛みが起こったのであれば、
脊柱管狭窄症が
痛みの原因ではありません。
「脊柱管狭窄症」は
あくまでも診断名であり
原因ではないのです。
この症状を起こす
本当の原因は
【腰椎4.5番の
腰椎横突起付近の、
筋肉の硬結・石灰化】
なのです。
簡単に説明すると、
【腰椎4.5番の
腰椎横突起付近の、
筋肉の硬結・石灰化】
が起こると、
足、特にふくらはぎへの
血行不良が起こります。
すると、
足の運動に必要な血流量が
供給されなくなるため
痛みが出ますが、
運動を止めると、
通常の血流量で足りるので
痛みが消えます。
お問い合わせの
患者さんの症状は、
【腰椎4.5番の
腰椎横突起付近の、
筋肉の硬結・石灰化】
ですから、
ふくらはぎを揉んだりすると
少し症状が改善する
かもしれませんが、
治る事はありません。
この症状を治すためには、
腰部の深部の筋肉を
弛緩・軟らかくすることが
必要になります。
しかし、
「脊柱管狭窄症の
手術をしたら症状が治った」
と言う方もいます。
※当然、「治らなかった」「悪化した」
という方が多いです。
なぜ、手術で症状が治った人がいるのか?
その理由は、
手術で狭窄している
脊柱管を広げたためではなく、
手術時に使う
「弛緩剤+麻酔」によって、
筋肉が弛緩された
ためなのです。
筋肉が硬結状態であれば、
弛緩されてしまいます。
しかし、石灰化した筋肉は、
麻酔や弛緩剤では
軟らかくなりません。
わかりやすく言えば、
間欠性跛行でも、
症状が軽い
(筋肉が硬結状態)患者さんは
手術で治ったという結果で、
症状が重い
(筋肉が石灰化状態)患者さんは、
手術でも治らない・悪化した
という結果になっているのです。
それでは、
お問い合わせの患者さんを
どのようにして治すのか?
この症状を治すためには、
【腰椎4.5番の腰椎横突起付近】の
筋肉を弛緩させなくてはなりませんが、
今まで世の中にあった
治療方法では不可能
ということになってしまいます。
しかし、ご安心ください。
2007年に、
腰部深部の筋肉まで弛緩できる
゛緩消法(かんしょうほう)゛
という治療方法が
開発されています。
緩消法を利用して、
この患者さんを治すには、
1.腰部真横から
緩消法を用いて
筋肉を弛緩する
2.腰部側面の筋肉が
弛緩できた時点で
背部の筋肉を弛緩する
という手順を踏みます。
お問い合わせの患者さんは、
手術をしていないと
想定できます。
なので、治療開始から
【腰椎4.5番の腰椎横突起付近】
まで弛緩する場合、
最低でも3時間程度かかりますが、
確実に治すことができます。
ぜひ皆さんに、
『医療人として痛みや病気の真実と、
正しい治し方を習得し、
患者さんを笑顔にして欲しい』
と私は思います。
日本の医療はビジネス(商売)
として考えられ、
仕組み化されていますので、
嘘の情報が多く飛び交い、
あたかも真実のように
語られています。
多くの情報がある中、
一人でも多くの医療人が
客観的に判断し、
ビジネスとしての医療から、
『患者を治す』
という本来の医療になるように
今後も多くの情報を
発信していきます。
坂戸 孝志
Writer
坂戸孝志 坂戸孝志の記事一覧
自らの腰痛を治すために学んだ医学の知識を活用し、治療法を考案し腰痛を完治させる。その後、自らの腰痛を完治させた治療法を更に研究し、2007年、筋肉を無緊張状態にまで弛緩させて痛みや病気を治療する「緩消法(かんしょうほう)」の開発に成功。
2011年6月に刊行した著書『9割の腰痛は自分で治せる』は販売数33万本を突破。講演活動は年間100回以上。難治性の疾患を専門として、日々新しい治療法を考案している。
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