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おはようございます。
クドケン店舗の1つである
さんちゃ整体院の関野正顕です。
いつもメルマガをお読みいただき
ありがとうございます。
本日も、誰でも簡単に実践できて、
先生の治療のヒントとなるテクニックを
お届けしていきたいと思います。
本日お届けするのは、
“側弯症からくる腰痛の治療法”です。
今回は私が実際に患者さんを
施術した成功事例を
ご紹介していきます。
先週来院された患者さんは
ぎっくり腰のような
歩き方をしている方でした。
この歩き方が
一年ぐらい続いてるということで、
体位変換や急に立った時に
痛みが起こるとのことでした。
患者さんの既往歴を
聞いていくと、
側弯症を患っていました。
右の腰の張りが強く、
極端な側弯が出ていました。
まずは、
どのように検査をしていったのか
説明していきます。
患者さんは左の腰に
痛みがありましたので、
腰方形筋が
疑わしいと目を付けました。
患者さんに施術台に
座ってもらい、その状態で
腰方形筋を横からグッと
圧を加えていきました。
圧を加えると同時に
患者さんには前に
かがんでもらいました。
そこで確認するポイントは
・可動域が広がっているか?
・痛みが減っているか?
と、いうことです。
今回の患者さんは
これらの事が確認できたので、
腰方形筋に原因がある事が
分かりました。
また、患者さんへ
ヒアリングを進めていると、
腹部の張りも気になると
いうことだったので、
座位のままで、手を胸の前に
組んで頂き、張りがある大腰筋に
圧をかけていきました。
そこで再び患者さんには
前かがみになって頂きます。
ここまでの検査で
・大腰筋
・腰方形筋
この2点が原因筋だと
いうことが確認できました。
次に施術に入っていきます。
大腰筋を施術するには
患者さんに仰臥位になって頂き
膝を立てた状態の時に
術者はベットに足の裏を付け
その足の膝の上に
患者さんの足首を乗せます。
そうすると患者さんは
・膝90度
・股関節90度
になります。
この状態で
大腰筋を上からグーっと
押して、圧をかけていきます。
30秒から1分くらい
キープしていきます。
そうすると大腰筋が
緩んできますので
患者さんの圧痛が弱くなったり
押さえている筋肉が
柔らかくなってきたら
終了の合図になります。
続いて原因筋の2つ目である
腰方形筋を施術する方法を
紹介していきます。
ベットの上の患者さんに
仰臥位のまま横向きになって頂き、
両膝を前方向に曲げて頂きます。
その状態で
腰方形筋に圧をかけていきます。
この時にポイントが、
腰方形筋を緩ませるために
横向きになっている
患者さんの上側の足を
術者は持ち上げます。
持ち上げ方は先ほどと同じ、
術者の足の裏をベットに付け
その足の膝の上に
患者さんの足を乗せていきます。
※この時の患者さんの足は
真っすぐです。
この状態で
腰方形筋に圧をかけていきます。
これを10回ほど
繰り返せば完了です。
これら2点の原因筋に
アプローチした事により
一回の施術で患者さんの痛みが
半分に減りました。
側弯症からくる腰痛の
患者さんに効果的なので
ぜひ、先生の施術の
ヒントになればと思います。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
関野正顕
Writer
関野正顕 関野正顕の記事一覧
治療だけでなく、治療院の経営を学ぶためにマーケティング、マネジメントにも力を注ぎ、平成26年6月にクドケン店舗の「さんちゃ整体院」を開院する。
オープン初月から150名の新規集客し、3年目を迎えた現在でも平均50名の新規集客を継続している。現在では月商300万の予約困難な治療院に成長。
地域に愛される治療院を作り上げることに成功した。
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