【手技ビデオ】体型崩れに効く！巻き肩&猫背解消テクニック

ゴットハンド通信
読者の先生方
おはようございます！

 

整骨院開院２９年目、
美容整体歴１３年。

 

【３時間睡眠】
の超ショートスリーパー
利光整骨院・ボディバランス大分
代表の利光正です。

 

今年、九州では、
「記録破りの猛暑日」が続き
私が在住する
大分県のある地域では、

『日本一気温が高かった日』
が幾度かありました( ;∀;)

 

こう暑いと、
少々「体型にコンプレックス」
を持つ女性顧客であっても、

必然と肌の露出度が
高まります。

 

よって当初は、
治療が目的で来院した
女性患者さんであっても、

・待合室に掲示している
美容整体のＰＯＰ

・美容整体の
ビフォーアフター
写真＆体験談

などを眺めているうちに、

シーズ（潜在的欲求）が
顕在的ニーズやウォンツに変わり、
ご本人から美容コースについての
ご相談が一定数入ってきます。

 

こちらから売り込みを
かけることなく
勝手に見込み顧客が
増えていくんですね。

 

こうして、
マーケティングの基本型である
【注意】→【関心】から、

【欲求】→【行動】へ
繋げていく仕組みがあれば、

高額な広告費を投入しなくても
一定数の成約が見込めます。

 

こんな風に
文章で書くと簡単ですが、
実戦では細かい戦術があります。

 

まあ、ここでは
手技動画がメインなので、

「実戦的ノウハウ」を
細かく知りたい方は
ご相談ください。

 

さて、お待たせしました。

 

今回は、
巻き肩から猫背になる

「体型のくずれ」

を改善するテクニックを
ご紹介します！

 

同一姿勢でのパソコン作業や、
長時間のスマホ閲覧により
体型が崩れてしまう方は
最近特に多いです。

 

これが改善されると、姿勢がよくなり
見た目も若返った印象になります。

 

また、体型が崩れたことによって
短縮した小胸筋や鎖骨下筋を緩め、
上腕骨の内旋位拘縮を矯正すると
胸郭が広がり呼吸も深くなります。

 

なので、いわゆる
「胸郭出口症候群」や
「頸・頸腕症候群」の
症状改善も期待できます。

 

では手技解説を
していきたいと思います。

 

【手法解説】

１、

患者さんは仰向けで
両上肢を外側に開き、

ベッドと肩関節後面との
隙間を左右で比べてみる。

（巻き肩が強い側の方が、
この距離が広がります）

２、

この隙間が強い側
（肩が浮いている）に対して、

まず鎖骨下筋や下胸筋に沿って
指腹で押圧をかけながら、

肩関節をリズミカルに
小さく外回りの動きを
繰り返します。

 

３、

続けて、２の動きの中で
内旋している上腕骨頭を
術者の手根部で押圧を掛けながら
徐々に胸郭を広げていきます。

 

４、

さらに術者の
２～３指の指腹で
小胸筋の繊維に
伸長をかけながら、

上肢を内旋方向へ動かす時に
患者さんには同じ力で
抵抗してもらいます。
（５秒間×５回）

 

５、

次にまた、
４と同じ方向へ
動かしながら、

今度は患者さんに、
術者より軽い力で反対方向へ
力をかけてもらいます。
（５秒間×５回）

 

６、

最後に５秒間、
患者さんに
術者と同じ力で抵抗を
かけてもらった後に、

患者さんには息を吐きながら
「ふっ」と脱力してもらいます。

 

もし患者さんの抵抗が
うまくいかない時は、
患者さん始動で術者が抵抗を
コントロールしてもよいです。

 

こうして硬くなった
筋繊維に対する、

直接的な押圧刺激と
間接的な抵抗運動の組み合わせ
（等張性＆等尺性の収縮運動）

により深部の筋拘縮を
治していきます。

 

７、

仕上げに両上肢を外旋位で
術者の手根部で
小胸筋の付着部付近に

両手で交互に
押圧を繰り返しながら、
胸郭を広げていきます。

 

こうして小胸筋が緩む事で
肩関節の内旋拘縮が矯正され
胸郭が広がります。

 

すると、巻き肩と猫背が
改善されて姿勢も良くなり、
「姿美人」に変身するので、
大変喜ばれますよ。

 

よかったら、
試してみてください。

 

それではまた～。
 

利光　正