ゴッドハンド通信

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 宮本 啓稔

治療の奥義その3「気迫」

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皆さま、こんにちは。
宮本啓稔です。

そして新年あけまして
おめでとうございます!

昨年12月より

手技バカ全員集合!
凄い手技を探し求めて17年・・・
その情報を大公開します!

ということで、

手技バカ先生が大好きな
メルマガを、1か月2回の
ペースで毎週月曜日に
お届けさせて頂いております。

さて、今回は

”私が思う治療の奥義”
その3をお届けします。

※その1、その2は、このブログの
バックナンバーをご確認ください。

さて、その3は何だと
思いますか?

それは・・・

“気迫・エネルギー・波動”です。

うーん、これは色々な考え方が
あると思うんですけれども

(実際にこの”エネルギー”を主体とした
治療法も世の中には一杯ある訳ですし)

私の考えは、ちょっと違います。

それは、いくつか概念上、
種類を分ける必要がある
という事です。

そこで今回は気迫について
詳しくお伝えしたいと
思います。

最初に”気迫”を
持ってきたのは、

臨床上、治療効果を
最大限に出す為に
最も重要な要素だからです。

「気迫」というのは、
分かりやすく言えば

「何事にも負けず、
 貫き通す意志の力・パワー」

ですね。

一流の先生とか繁盛している先生、
あとは他の業界でも、大人物となるような人や、

大きな事を成し遂げたような人、
カリスマ性のある人は皆、

この”気迫”を必ず根っこに
持っています。

(色々なタイプが勿論いますが、
 要はこれが表に出ているか、
 心の奥底に潜んでいるかだけです。)

「治療とは”変化”を起こす事。」

「クラッシュアンドビルドが治療行為の本質。」

と、2日で12万くらいするセミナー講師の
I先生(元船乗り)がおっしゃっていましたが

“治療”って本当に大変な行為
だと思うんですよ。

その人の「失敗ルーチン」を
変えなきゃいけない訳ですからね。

→この辺のお話は、前回の”行動習慣と症状の関係”の
部分をお読み頂ければ、お分かりになると思います。

※このメールの最後にバックナンバーが
読めるURLがございますので
読んでみて下さいね!

ただ物理的に変えなきゃいけない
治療はまた違いますよ?

(手術跡の傷跡治療とか骨折・脱臼の整復とか。)

だから物凄いパワーを使う。

「こなくそー!」

とか

「何が何でも~!」

「ぬぐおォォォォォ~!」

みたいな部分が、治療においては、
そして(何に置いても)目覚ましい結果を
出す為には、絶対に私は必要だと思うんです。

もし先生が、飛び抜けた効果を
出せる治療家になりたいならですよ?

フツーで良いなら別に、まったく大丈夫です。

だから企業のリーダーとか、
カリスマ性のある先生などは
意志が強いというか

”人の言う事を全く聞かなそうな”
人が多いのかなー・・・・”

でもこういった

「(人に何言われても)絶対に何が
 何でも貫き通す!」

という部分は”相当”
重要だと思います。

実際、そういう要素を
持つ人達が

人類の歴史においても
偉大な事を成し遂げて
きた訳ですからね。

人に何か否定されて、もし

「そっかー。」

で終わってたら、

カップラーメンも
ディズニーランドも
この世に存在していなかった
訳ですから。

カップラーメンの開発が初めて
提案された時のエピソードは知ってます?

社長がこの企画を会議で提案したら、
重役連中が”全員反対!”したんですよね。

現在200億食も売れた(1971年発売)
あの「日清のカップラーメン」の企画をですよ?

「即席めんをわざわざカップなんかに入れて
 高単価にしたものなんて売れるはずがない!」

なんつって・・・。

(当時は”袋入り”のインスタントラーメンが
 主流だったんですね。

 だからそういう発想があり得なかった。)

で、ウォルト・ディズニーが初めて
ディズニーランドを作って識者を
集めて公開した所

”遊園地の専門家達”が口を揃えて

「こんな無駄なスペースが沢山あって、
 園内の乗り物が”全て無料で
 乗り放題”の遊園地なんて、

 絶対にうまく行かないに
 決まっている!

 今すぐ、乗り物同士のスペースを
 極限まで詰めて、

 中で出来るだけ沢山収益出来る
 効率の良い遊園地に作り直せ!」

なんて言ってたんですよね。
それが今日となっては・・・。

日清のカップラーメンや
ディズニーランドが現在、
存在できているのは

パイオニアである彼らの
“強い貫き通す意志力”
(いわば何事にもくじけない気迫)

のおかげなのです。

どーです?

「意志力の強さ」

の途方もない価値を
分かって頂けましたでしょうか?

そしてそういう部分は、
治療にも使える。

絶対に使えます。

昔の治療家達は、こういう部分が
凄かったんじゃないかなー。

私の師匠であった(心のね。)

もうお亡くなりになって
しまったA先生も

どんな人が来ても、問診も
まったくせずに顔見るだけで
全身治しちゃうんですよー。

顔見れば、どこが悪いか
何を目的で来たとか、

すぐ分かるので、問診とか
一切必要ないそうです。

(イヤイヤ、フツー分かんねぇっつーの!!!
 どんだけ極めてるんだっつーの!!)

A先生は、

「昔の治療家は、文字通り技術を
 ”命がけ”で学んだんですよ。

そんなの弟子にだって簡単に
 教える訳ないじゃないですか。

フラッと治療受けに来て
 教えてくれだとか。

 というか本気でそんな事
 思ってんですか?」

みたいな事を講義の時に
おっしゃっていた事が
ありましたしね。

(さすがA先生!昔の人は真剣さと
 厳しさが違うな~。

 だからあれだけの”高み”に
 昇る事ができたのですね。)

講義の時に教えるのは
“講義用の技”(笑)

実際に臨床で使っているのは

「全然違う!」

なんていうのは、
良くある話だったみたいです。

 →参加者が、後からその先生の
  お弟子さんに聞いて

  「いや、普段先生が使っている技は
   全っ然違いますよー。」

 と言われて”唖然”とした事など
 フツーにあったそうです。

これは日本の話だけじゃなく

「あの流派」や「あのテクニック」などでも

教本には本当に大事となる
治療順序など”核”の部分は
一切書いてない(のかな?)か

うまい事、分からないように
書いてあるそうですね。

(これは私も少林寺拳法をやっていたから
 良く分かります。

 教本にはワザと”逆”の事が
 書いてあるんですよねー。

 笑っちゃいますけど。

 もし他流派の人が技を盗もうとしても、
 間違った事をそのままやっちゃうので
 すぐに分かるのだそうです。ウププ。)

だからM廻先生みたいな

「患者さんの”尾骨”を診て、
 その人の朝食べたものを当てる。」

とかワケ分かんないような能力を
持つ人達が一杯いた。

それとか

「後ろを向いたまま、弟子が受者の
 脊椎の間違った骨を触診してるのを
 注意したり。」

などですね。
(ある整体の流派の偉大な創始者の先生。)

→これは実際に私がA先生から、
 お聞きした話です。

今は、そんな先生はあまり
居なくなってしまっているようで
寂しいですよね。

絶滅した、とは言いません。
市井(巷)に現れない

半端なく凄い先生もいるそうですから。

 
例えば”頭蓋骨矯正”をして
足首の脱臼を入れちゃう先生とか。

→SOTの先生らしいです。
スゴイ質素な生活をしている先生で、
治療費もわずか4000円とか。

ということで
今回は気迫について
お伝えさせていただきました。

楽しんで頂け
ましたでしょうか?

次回は「エネルギー・波動」について
お伝えできればと思います。

では皆さん、
グッドラック!!

宮本啓稔

Writer

宮本 啓稔

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治療家歴17年。
新宿西口治療院の院長

平成11年 日本鍼灸理療専門学校を卒業
国家資格(針灸・マッサージ師)取得
渋谷整体センター勤務
平成12年 西新宿治療室勤務
平成15年 新宿西口治療院開業

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