宮本 啓稔
皆さん、こんにちは!
ゴッドハンド通信(月2回担当)
の宮本啓稔です。
今回で「治療の奥義その4 自動操法」
は最後にします。
すみません!
何度も引っ張って。
(書きたい分量が多すぎちゃって・・・。)
ただ、私にとっては
“思い入れ”のある治療の奥義
でしたので。
繰り返しますが「私が思う」
治療の奥義ですよ。
普遍的なものとは
決して考えないでください。
世の中には他にも
もっと良い事を考えている人が、
きっといると思います。
では続きです。
そのマンションの一室で
行われていた”行”ですが
それは
「石を動かす」
事です。
縦40センチ、横15~20センチで
厚みが2センチくらいのピカピカに磨かれた、
黒光りする重厚な石を両手で持って
「(主に)前後に揺らす」
その事によって
“邪気を祓う”んですね。
(神道で言う「魂振り」
みたいなものですかね。)
自分の邪気をメインに祓うのですが、
他人のを祓ってあげる事もできる。
巨大な”邪気”ある場合は、
みんなで集まって力を合わせて
一緒に祓うんですよー。
おっと、脱線。
治療の話とあまり関係が
無かったですね。
(すいませんー。思い出していたら、
つい面白くて!)(笑)
ただ1つ問題があって。
実は
「石を動かせる人」
と
「石を動かせない人」
がいるんですよ。
ウチの家族で石を動かせたのは
私と妹だけでした。
おばあちゃんも、お母さんも
全っ然ピクリとも動かなかった。
あんだけ信頼して信仰していた
はずなのですが。
父は他の宗教信じていて
来なかった。
(毎朝「ブッダーン・サラナーン!」と唱えていましたね。
あれは何の宗教だろう?)
勘の良い人は、
もうお分かりですね?
この”石を動かす動作”が
今の私の「自動操法」に
つながっているのです。
(これは「ダウジング」で
ペンデュラムが動く人と動かない人
あるいは
マインドランゲージやFT、オーリングテストで
”引っかかり”や”力の抜ける感じのわからない人”
にも通じると思います。)
横浜の整体道場でも、
いきなり私が活元運動などで
動けるので
「よく、宮本さん初めてなのに
出ますねー。(驚)」
と、ビックリされた思い出が。
(フッフッフ。)
ただ、これはパート①にも
書いたと思いますが
何も特別な事ではありません。
そして「勘違い」も良くあるしね。
最初のうちは特に。
“言葉”の方は気を付けないと
危険ですよー。
治療家を続けて行けば大なり小なり、
誰でも出来るようになると思います。
(ただ日々「意識してやっていかなければダメ」です。)
日常での”お茶を飲む動作”でさえ、
意識をもって行えば
様々な感覚を感じる事ができる。
昔の武術家は
“日常の立ち振る舞いが、
そのまま武術の鍛錬”
だったのだそうです。
(これはある著名な栁生心眼流の先生が仰っていました。)
小笠原流礼法なども
あの座り方や歩き方が
即「体の鍛錬」につながるように
創り上げられていますしね。
他の世界に例えていうなら
キックボクシングや空手などで
「勝手に手が出たら、
相手がまともに食らってダウーン!」
みたいな感じです。
ダンスの世界なら
「何か、体が勝手に動いて
えらいアッサリ踊っちゃったけど
アタシ大丈夫?」
かと思ったら拍手喝采で、
周りの人ベタ褒めとか。
(実際に当院に通院されている
ダンスの先生のお話しね。
昔、ロシアのバレエ団にいて
背骨の椎骨が1つ1つバラバラに動く先生です。)
あと初めの頃は「相性」
もありますね。
なんつーか、こー。
患者さんの中でも私が
自動操法を
「出しやすい人」
と
「出しにくい人」
がいるんですね。
好みのタイプは発動しやすい。
やりたくない人は、
全くやりたくない。(笑)
(イヤ、本当に。)
男女とかは関係ないですね。
なので「好み」と言っても
恋愛感情とかではないと思う。
私の場合。
タイプとしては”ポワーンとしていて、
フワッとしていて、優しそうで、
文句とかあんまり言わなそうな
人の好さそうな方”が、いい感じ。
マスターするための
助言を1つするとしたら・・・。
最初は”好きな患者さん、
つまり治療やってて楽しい人!
で練習した方が良いですよ。
皆さんも好きな患者さんって
1人くらい、いらっしゃいますよね?
(居ないとは、言わせなーい!!)
そういう患者さんにお願いして、
ゆっくり時間が取れる時に
少し練習させてもらうと良いです。
私はそうやって治療の腕を磨きました。
「あれ? 何、今の俺の動き!
俺、今なにしたの?」
という動きが出たらチャーンス!
鍼を超高速で打てたりします。
テープなども”思ってもみなかった所”
に貼ってみたりとか。
(全然ダメな時もありますが。)
それと最後に一つ。
治療した事もない「全くの素人」
は出来ないと思います。
毎日毎日繰り返して(マッサージでも鍼でも)
ボクシングで言えば”反射的にパンチが出ちゃう”
くらいに「体にしみ込んだ治療技術」と
一番深いディープな部分では
全人類が”河”のように、全てつながっている
と言われている
「潜在意識から出る自然な動き」
鍛錬によって積み重ねた能力の集大成である
「顕在能力(顕在意識)」と
“内なる神”と呼ばれる
「潜在意識」
(内なる神にお祈りするのが神道で言われる”自神拝”です。)
この2つの融合が「自動操法」
だと思っております。
ただ配分が難しいんです。
その日にいらっしゃる患者さん全てに
100%潜在意識に従って
これを行えたら、こんな楽な事は無いのですが
→完全に力が抜けて出来る感じになると
身体が全然疲れなくなってきます。
それどころか、やればやるほど目もグワーっと
光ってきて”メチャ元気!”な状態になる。
なかなかそれは難しいですね。(私の場合は。)
それじゃあ、いけないのかもしれない。
(それだと技術も知識も、練習も何も必要無くなって
産まれてきた意味も無くなってしまうのかもしれない。)
→大げさ?!
だから、そんな時は「顕在意識」で
しっかりと論理的に治療してみる。
要は「バランス」ですよね。
これで、この奥義4は最終回ですが、
皆さん楽しんで頂けましたか?
次回は経済的な事に関するに
ついてのトリビアネタを。
で、その後に
最後となる「奥義その5」
について、書かせて
いただきます。
この奥義は一気に”神秘系”では
無くなって
物理学的なものになりますので
どうぞ、お楽しみに!
(「治療ネタ」と「トリビアネタ」で
交互に配信していきます。)
ゴッドハンドメルマガをお読みの皆さんに
“最高の”幸せが訪れますよーに!
グッドラック。
宮本でした!
Writer
宮本啓稔 宮本啓稔の記事一覧
治療家歴17年。
新宿西口治療院の院長
平成11年 日本鍼灸理療専門学校を卒業
国家資格(針灸・マッサージ師)取得
渋谷整体センター勤務
平成12年 西新宿治療室勤務
平成15年 新宿西口治療院開業
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